太郎のクリスマス日記 その５

2013年12月27日　金曜日

　一昨日の午後、パプーとベルナールとフランシスとぼくら一家で散歩をした。

　途中、パプーとベルナールは先に帰った。

　ぼくと弟は、キックボードで行った。坂になっていたのでまず、どんどん上の方に行ってから、飛び跳ねががら下りてくるのだ。

　ある所に来ると、ピレネー山脈が見えた。去年トランシーバーのテストをした所も見えた。ぼくが、

「うわあ地平線がみえるねえ。」

と言った。そうしたら、お母さんが笑いながら、

「そうね、ラ・コンブでは、山があって地平線が見えないからね。」

と言った。

　下り、車がぼくたちのそばに止まった。誰かと思ったら、帰りかけのベルナールだった。

　その後家に着いた途端、どっと疲れてソファーで眠ってしまった。起きたらすごくだるかった。フランシスがくれた薬を飲んだら咳が止まった。